日々旁午

2005


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 今日は大阪市について書こう。まあ、関市長をたたくのは松浦氏にお任せしたい。とことんやってください。あなたのいうのが正しいからである。関市長は、あの大阪城館長だった敵役をクビにするくらいしか公費削減をしなかったといえる。

 市教委の方針に疑問を持っている受験生は多いだろう。あの、講師12ヶ月経験者優遇措置のことである。これによってわかったことは2つある。

 ひとつは、市が組んでいたTTのための予算が、結果として「正教員育成」のために使われたということである。市は、教員不足のため、非常勤講師をかなりの数雇い、TTに活用していたのである。だからその講師の方々が12ヶ月の条件を満たし、1次免除の「特権」を手にしているといえる。もちろん、講師の方々は、今年からそんな措置がとられるなどとは露知らないわけで、罪はない。

 もうひとつは、論作文の復活させ、講師の方の中でも、優秀な資質能力をもった方々をとろうとすることである。大阪府から離れ、独自に採用方法を打ち出し、評価されるべきであろう。1次マークシート受験と論作文と、どちらがいいだろうか。一般受験生は、論作文がない。そのかわり面接およびマークシート試験。講師は1次のあのマークシート試験がない。だが読まれればすぐその能力がわかる論作文が科せられる。難しさの点でいえば、論作文を書く方が数倍難しいだろう。

 論作文は、はっきりその人為りがわかる。講師の中でも超優秀な方が選抜されるに違いない。あまりよくわからないのは、その、募集人数である。これってどれくらいの割合なのであろうか。くわしく案内をみていないので、それはご確認されたい。

 すごく残念なことだが、大学卒業後、新採された埼玉の小学校の先生が図画工作室で自殺された。どのような悩みがあったのであろうか。なにに苦しんでいたのであろうか。自分の考えていたのと違う現実が横たわっていたのであろうか。現場を知らずにギャップを乗り越えられなかったことが、この先生をして死にむかわしめたとすれば、悲しい。そうだとすれば講師経験をしてみることも、先生に採用されるにあたり選考方法のひとつとしても、あるいはいいのかもしれない。講師の方は即戦力として活躍できるという意味では、学校にとってありがたい存在である。

 だがそうであったとしても、この選考方法に不満をもっている受験生が多数いるのも事実である。大阪市はこの選考方法によって、よりよき先生を獲得したと判断できるよう追跡調査をし、今後、大阪府から独立して採用方法を確立されることを希望したい。なぜなら、現状、府と市といずれを受けようか深刻に悩んでいる受験生が存在するからである。県費負担の問題はあっても、府からの離脱と独立、それが政令指定都市の自律性を本当の意味で証明するものであろう。
(4/20)

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 あんな奴が1番にいたらいやになるよ。どこに投げても食らいついてくるし、打ち取ったと思った瞬間にはもう1塁ベースを懸け抜けている。キメ球はファウルに逃げられる。今日なんかデカイのを一発おみまいされた。ランナーが総てのベースに埋まっていたら仕方がないが、2塁にいるだけなら敬遠せよとベンチの監督からサインがくるんだよ。接戦のときはとりわけそう。監督が苦が虫を噛んでいるのがマウンドからでもよくわかる。

 それだけじゃないんだよな。バッターのオレにもいわせてくれよ。もう何本ヒットを損したかわからないんだぜ。ライトは鬼門なんだ。なんでオレ、左利きなんだ?いままで左利きで野球をするのに有利だと実感していたのに、こんなに自分が左利きであることを恨んだことはないよ。誰がいいだしたか知らないが、エリア51だってよ。守備範囲が広すぎていやになっやうよ。この間なんて、観客がキャッチしたファウルボールなのに、奴がつかんだことになったんだぜ。アウトだとよ。

 おいおい、そんなにいうならオレにもいわせてくれよ。奴の足を止めるのは無理なのかな。オレだって強肩で鳴らしてんだ。けど奴を刺す確率は限りなくゼロパーセントに近いんだ。くそう。羽でも生えているんかな。さすがに3盗は刺せると思っていたんだが、奴は並じゃない。普通、3盗なんてあんまりないぜ。それが3つに2つは成功するってんだから、アウトカウントが1つなら、外野フライさえ打たせないようにリードしなきゃならない。こんなの無理、無理な話だぜ。

 3割30本30盗塁が野手の勲章なのが一般なのに、奴は4割40盗塁だよ。まあ、ホームランだけ少ないのが、助かってる。監督のオレだって、おまえらの気持ちはわかる。敵にまわしたくない相手だな。だが、奴以外を抑えれば、チームとしては勝てるんだから、やっつけてやろうぜ。

 さて、大リーガーすら嘆かざるをえないイチローの高度な技術を支えているのはなにか。たゆまぬ努力、崩れない自己、飽くなき追求、そうしたものだろう。誰もがしようとして3日で終了することばかりである。1シーズンを通してこれを実行できる強靭な精神力は常人離れしている。ワタクシたちは、彼の爪の垢をシアトルまでもらいにいこう。「自信があるからこそ、怖さもあるよね」、こうサラっといえるんだから。

 ワタクシたちのシーズンも長い。まだ後、1次まででも90日ある。そしてそれからもつづく。乗り切るにはかなりの力がいる。だが、いま正教員になっている方々は、そうした努力を果たした方々ばかりなのである。もし講師の方なら、いいお手本が傍にいる。わざわざシアトルまで聞きにいかなくていい幸せな環境にある。学生の方も先生に体あたりしていったらいい。社会人の方はちょっとシンドイけど、お世話になった生徒時代の先生を訪ねてみよう。母校は温かく迎えてくれるものである。
(4/19)

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 昨日ね〜、ちょこっといいことがあってね〜 ちょこっと幸せな気分なんです〜 でもね、仕事がいっぱいあります〜 

 夏まで土日が勉強会や学習会でほぼ埋まっている現状、どこでどう仕事の時間を確保するかだなぁ。講師をされているみなさんと悩みを共有しているわけですね。みなさんはどうやって勉強時間を確保していますか、教えてくださいね。

 たぶんいま、完璧なオーバーワークになっています。でも、まあ、いっぱいいっぱいアップアップするのも、いいもんです。月に3つの締め切りをもち、毎日こうして旁午を書き(最近内容的にヤワラカなものばかりですいません)、投稿してくださった論作文をなんとか添削してます。そのほかにも論作文の添削を抱え、勉強会の受け付けと準備とエントリーシートに目を通す。勉強会のまとめも書かなきゃ〜 はやくGWよ来い!ロイホとミスドでカンズメになってスカーッと仕事を片付けてやるぞ。プリンタのインクリボンが約2週間でなくなる事実。コーヒーの消費量がハンパでない状態。これで足と胸のズキズキ感がなくなればなぁ。まあ、ようやるわ。さて、講義の準備もしなきゃね。わははは〜

 でもね〜、ちょこっといいことがあったからいいんです〜
(4/18)

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 いや〜、いいお天気ですね。こんな日は、どこぞへ出かけたい気分になりますね。たまの日曜、有効に使いたいものです。

 といいつつ、ワタクシは仕事がたまっていますので、自宅の作業場の窓から遠くの桜を眺めることのほか、できそうにありません。もう葉桜になっていますね。あははは。

 でも、みなさんもそうでしょう。教採試験日まであと3ヶ月、「月月火水木金金」体制でまいりましょう。秋の実り豊かな収穫を期待して。
(4/17)

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 さきほど18時半頃に広島から帰ってまいりました。広島県教員採用試験対策学習会ご参加のみなさま、お疲れさまでした。広島全県からのご参集ですから、中国地方の他県との境から車で来られていた方もいらっしゃったと思います。そうした遠方から来られる方の期待を裏切っていないか少々不安であります。

 講義の方はいかがだったでしょうか。実施させていただいたアンケートを検討させていただき、次回のレジュメに反映させていきたいと思っております。とりわけ2点。ひとつは、穴埋め問題の数を増やすことです。これは比較的簡単な作成上の作業です。ただ、問題は、限られた時間の中で、みなさまが解答を記入する時間をどうするか、ということです。本日も、答申など引用文は省略したことでもありますし、穴埋めも数箇所割愛せざるを得ませんでした。それにもかかわらず、昼以降にずれこんでしまいました。

 しかし、ずれても問題の解説を終了し切ったことはよかったと思っております。みなさんのアンケート結果も、そんな感じで受けとめられているような気がします。というは、論作文の例題解説は、今後1つでいいという記述がアンケートに散見されたこと、そして、論作文の有料添削希望提出者がかなり多かったからです。
 つまり次回レジュメに反映させるべきもう1つの点は、論作文の時間と例文を削るということです。それにかわり、問題解説を増やすことができます。穴埋めもみなさんの記述時間も増やせます。レジュメに書いていること以外に口頭あるいは板書で関連事項を挙げる時間も作ることができるかもしれません。なにしろ3時間30分、密度濃く、しかしサラリとした学習時間にしたいですね。

 しかし、なにしろ、手作りの学習会ですから、徐々に体制を整えていかざるをえません。今回の反省点2点のほか、もっとレジュメ構成についていい提案がありましたら、是非、メールください。1つ考えておりますのは、「問題の文章だけを最初に全部示す」ことです。今回お渡ししたレジュメは、問題と問題の間に文章がはさまっていますね。そこで試験問題だけを独立してひとまとめにし、学習者の便宜をはかろうということです。

 それから、巻末に解答をまとめるということについては、アンケートでは少数でした。しかし、これも一考の価値があります。主催者の広島県教職員組合の先生方と議論し、みなさんにとってよりよいものになるよう努力いたします。お預かりした論作文は、順次発送いたします。意欲的な参加者ばかりでうれしく思っています。昨年度のレジュメは、右欄の「まぐプレ」バナーをクリックしてください。サンプルは、「コラムとしての過去問研究」のページにも載せています。こちらをどうぞ。

 本日のレジュメの復習、がんばってください。ではまた、五月晴れの東広島でお会いしましょう。
(4/16)

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 明日は広島へ参ります。過去問の分析から将来を占おうと思っております。ただいま第2回のレジュメ作成に取り組んでおりまして、こちらも半分位できました。全4回、重複があまりないよう(というのは、法規はなかなかそうはいかないから)全体計画を立てて考えております。

 広島のみなさま、お世話になります。よろしくお願いいたします。

 明日に備え、早く寝ます。恐いのは、新幹線。寝過ごして博多明太子を買ってしまうようではいけませんから。2つ3つ目覚ましを持参しなければ。土曜の朝の「こだま」は、1車両に2〜3人しか乗ってなくて、逆に落ち着かない電車です。ああ〜、大丈夫かな。小学生が修学旅行当日の朝を迎えるときの心境です。あはは。
(4/15)

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 あたたた、まだちょっと足が痛いワタクシです。さすがに70km/hで単車から振り落とされたわけだから、医者にいくべきか。まあ、歩けるから大丈夫とタカをくくっていたのだけれど、素人判断はいかんのかも。といって医者にいったところでシップの束をもらうのがオチ。

 春4月の講義開講は、教室の変更をもたらし、昨年と違う場所となる。500mは離れている教室間を10分の休み時間中に移動しなければならない。行先の教室がよくわからないところに問題があった。休み時間中ウロウロし、時間になってもわからず、学生に聞けば1年生。「ボクもわからんのです〜」、お互い迷子の迷子の子ネコちゃん状態。いや、子ネコなんてかわいいもんじゃない、迷オヤジなわけで、情けない。

 実は渡された学内地図に事務員が赤丸を附してくださって、それを目標にしていたのだが、その校舎には4階はない…。またまた尋ねると、「4階なんてないよ、この校舎。隣りかなあ」と清掃員の方にいわれ、ちょちょもうてしまったのである。結局、はじめての校舎、教室だから探し当てることができず、事務の方にドナドナされていった。

 で、そんなこんなで教室探しでかなり走ってしまったもんだから、痛い足がパンパンに膨れる。気がはっているときはよいのだが、家に帰るとズキズキ。日にち薬だとわが足にいいきかせる始末。せめて、教室間移動の時間を斟酌し、授業間の休みは15分あるいは20分にしてくれないかなあ。

 今日は迷わないように、交通安全のお守りを首にかけていこう。

 広島の講義の日が近づいてきました。この土曜参ります。迷わないようにします。レジュメは30枚を超える程度で、あとで一人で読んでも楽しめるようになっています。昨年の問題の検討からはじめます。それと論作文とです。7月まで月1で4回開催いたします。まだ申し込み可能かもしれません。参加ご希望の方はワタクシにメールください。4〜5時間で2000〜3000円くらいです。

 香川も6月に2回参ります。おそらく料金は同じ程度でしょう。しかし、まだちょっとこちらは申し込みの詳細がわかっておりません。でも、香川対策を受けたい!という方は、下のメールフォームから、「その他ご連絡」を選んでいただいて送信ください。お待ちしています。

 昨日13日、23時から翌1時までサーバー障害があったかもしれません。失礼いたしました。
(4/14)

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 う〜む、教科書を作るのも難しいものである。こういう状況およびこういう状況、さらにこういう編纂に現代の教育事情が浮き彫りにされているといえよう。

 こうした教科書をめぐる動揺は、いうまでもなく個に応じた指導をどうするかと関わり、「基準性」に踊らされているから発生しているのである。現場の先生の意見を尊重しないかぎり、確かな学力は教科書を通して児童生徒に育成できない。

 しかし、教科書はイデオロギーを表現するものでもあるので、ややこしくなるのである。自然科学系の教科書は、それほど問題性を帯びないが、社会科系の教科書には、どうしても昨日書いたナショナリズムの問題に絡むから、検定するのも一苦労の作業となる。ところでその中国の教育問題は、こういうもののようである。

 竹島や北方四島など領土は主権に関わる重要事項であり、それが国際社会に対する日本の外交スタンスを示すものでもあるから、神経質にもなる。経済産業大臣は国民年金の問題には無思慮だが、事この問題には気をもんでいる。気のもみ方は小泉氏にしても、町村氏にしてもそうである。これでは靖国参拝をきっかけに「戦争」になりかねない。そんな状況である。小泉氏の認識はこうだが、けっして「別問題」とはいえないのではなかろうか。国内的にはそうした解釈が可能であっても、対外的にはそう捉えられないからである。座標設定は同じだが関数表示はかなり違うグラフィックデザインがアジア大陸をあらわしているといえる。

 文科大臣は右の中でもさらに右寄りの人だから、内心アジア諸外国に対する対抗意識を完全燃焼させてしまうかもしれない恐れがある。ゆゆしきことである。

 なんかいい問題解決方法はないものか。諸国民の平和を愛する心を信頼できかねない反日デモ同時多発状況に、今次の検定と教科書記述が犠牲フライをあげている。だが、主権国家日本が領土的問題を主張するのも当たり前だし、その主張そのものを止めるのは、屈辱的外交と国民のある部分を刺激する。

 竹島をめぐって、島根県知事が韓国に招待されるのは、ひょっとすれば「尋問」になるやもしれぬ。国家と国家の問題を穏やかに解決するのが外交であるのに、隣国が一自治体の首長を名指しして呼ぼうとするのは国際社会の常識から考えてどうなんだろうか。そういう意味で、日本政府の対応は極めて難しい。困ったときのアメリカも、このことにかかわって忙しく、さらにはこういうふうにいっているのだから思いやられる。小泉氏は、なにがなんでも常任理事国入りを早く実現したいからである。

 80年代、戦後政治の総決算でやり残した宿題が、21世紀日本のナショナリズムの持続的進行を背景に、アポリアになろうとしているといえよう。

 お知らせ…6月に香川の高松に教職教養の講義に参ります。またアナウンスいたしますが、ご興味おありの方は、ワタクシまでご連絡くださいませ。
(4/13)

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 日本と中国は、こんなにもいがみ合っていたのか。反日デモが中国の都市部で散発し、日本人留学生が殴られるまでになっている。なんの落ち度もない日本料理の店の窓ガラスが割られたり、日本企業のビルの窓も投石でこなごなになっている。

 日の丸を焼かれたり、小泉氏の変な写真(髪の毛がない写真)を掲げて行進する程度なら、ナショナリズムの示威運動としてまだ黙ってみてもいられる。だが、留学生の件はとても許されない。いくらナショナリズムが高揚しても、日本国内ではそうした事例はほとんどない。

 それにしても、ここにきてこんなに反日感情が中国で澎湃とし、ナショナリズムが勃興している理由は一体なんなのであろうか。評論家たちは、日本の豊かさに対する妬み意識があらわれたとか、ジェラシーを感じているとか述べている。

 ところで素朴な感覚として、疑問というか、知りたいことがある。中国国内の中国人たちは、日本製品の不買運動も推進している。企業は自己防衛として企業名を隠すべく文字を布で覆っている。外にある日本車は、群集によって破壊されているようである。そうして壊したり投石したりした人たちも、我が家に帰れば日本製品のひとつやふたつもあるだろう。それも壊したんだろうか。そうでないのなら、今回の反日暴動は鬱憤晴らしの行為行動といわざるをえない。なにかを壊す行為は、爽快な気分を併せもつものである。個人が確固とした思想に基づいてとった行動だとは、にわかに判断できない。もっといえば、自国の民主集中にイライラ感をもっていて、そのスケープゴートになっているのかもしれない。そういう意味では、中国政府の政治的姿勢も自国民から批判されるべき欠点を抱えている。

 ワタクシは、両国間の親交が低下するのを喜ぶものではないし、もっともっと仲良くすべきとの立場に立つものである。上のように書いたからといって、火に油を注ごうとしているのではない。

 教育は自己実現を支援する機能と役割を担わされている文化領域であると同時に、国民的一体感を育成する機能をも備えている。公共心の育成、愛国心の養成がそれである。中国の教育は、よく反日教育といわれる。他国の教育に文句をつけるのは内政干渉の恐れがあるが、50年の憎しみを増幅させるような国家的教育方針はもう少し和らげ、未来に橋を架ける教育目標を設定してもいいのではなかろうか。
(4/12)

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 風あたりが強くなってきたというか、やはりズボラというか、氷山の一角とはいえ神戸市にはまいってしまう。ここには、その告発記事が掲載されている。

 サンドイッチの作り方は、大事は大事である。家庭科の授業でやるべきことだからである。問題は、「家庭の主婦が誰でも知っていること」を、その先生がそのまま報告書に書いただけというところにあるのであろう。

 USJはどうなんだろう。行楽と指摘されて「だめ」といわれれば、それまでかもしれない。同僚と4人で出かけたのなら、「ダブルデート」のようなもんだろう。しかし、愛・地球博に出かけることが社会見学として認められるのなら、USJもOKとも解釈できる。遠足の事前調査にもなる。

 しかし、『密命 弦月三十二人斬り』の読書報告はいただけない。採用試験でも読書経験を聞かれるが、『密命』をとりあげて、しかも「朝から一気に読んでしまい、近くの書店にシリーズ三作目を買いに走った。思わず時間を忘れた」と面接で答えたら、その受験生は合格するだろうか。

 神戸市は『密命』に没頭する教員がほしいのかな。ワタクシなら、いらないな。生涯現役をめざす体育教師の「起床時の全身の疲労感が三日目から強く、幾度も中止しようと考えたが、七日目になると、身体が動き出してくれて学生時代の運動部の合宿生活の再現ができたのかと感動した」には笑っちゃった。なにに感動するかは個人の感覚だからいいけれど、体育祭程度は指導できるよう、まあ、がんばってくれたまえ。
(4/11)

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