「きみが迷うのもわかる。教採に受かるのは大変なことだよ。勉強の量も途方もなく思えるし、何から手をつけていいのか混乱しているようだね。ためになるかどうか、だまされた気になって、ぼくなりの助言を聞き入れてくれるかい。そう、そうか、じゃ、ちょっと話してみるよ。

まずは朝の牛乳だね。必ず朝5時に起きて飲むんだ。生活を受験に向けての態勢に整えることがまず大事なんだ。朝の勉強時間の確保、それから夕方からの勉強時間の確保、これをまず、きみに課すよ。講師をしているのなら、余計にそう思うよ。合格したみんなをよく知っているぼくは、彼らを観察していて思うんだ。やっぱり、よく勉強していたなあって。時間より質という意見もあるかもしれないけど、やっぱり受かった子はやってるんだよね。

次はね、教採試験には1次と2次があるでしょう?2つに対する勉強を同時平行でしなくちゃならないんだ。1次のための勉強だけ必死にしても、結局2次の準備ができていなくて涙を呑む子も多いんだ。1次に合格するまで2次の勉強に手をつけなかったり、1次に合格してポーっとなってなにもしなくなったり、これをぼくは『1次合格燃え尽き症候群』と呼んでいるんだ。これじゃ、ダメ。だから、2つを同時にする。これが大事。わかったね。じゃ、具体的にいうよ。

1次ペーパー試験対策としては、教職、一般、両方あると思うけど、過去問をやっていくことだと思う。全国の過去問がのっている問題集あるでしょ。それを北から南へ縦断するんだ。問題集の全国行脚の旅に出るんだよ。まずは自分の第一志望の自治体の2、3年分をやる。そこで教職、一般、問題の傾向をつかむ。それを踏まえて、今日は北海道2003年度一般の問題をやる。明日は青森2003年度一般の問題をやる。こういうふうに鹿児島、沖縄までする。1日1題というわけ。第一志望の問題と似たような問題は、とくに意識してやる。一般の問題は、数学とか理科とか高校物理志望のきみの得意なものもあるね。ぼくは理数系が苦手だからこういうんだけど、もちろんその逆だってあるんだから、たとえばきみは、歴史や古典、英語なんかをおろそかにしてもいけないよ。なかなか量は多いけど、逃げちゃダメだ。で、わからない問題をおろそかにしない。必ず友達や先生に聞いて確実にしておくんだ。いまできなくてもいいんだよ。本番で同じような問題が出たときに確実に解けるようにするんだ。そういうこと。

次は1次ペーパー試験教職対策。これは2日に1回する。今日、北海道2003年度教職の問題をやったら、明後日、青森の教職をする。これをつづけることだよ。そうすると、47日で一般は日本縦断完了するね。教職はその倍かかる。でもやっているうちに慣れてきて、1日に3県分くらいできちゃうものなんだ。あっ、ちょっと長くなったね。じゃ、ここじゃあ、なんだから、コーヒーでも飲みながら次の作戦についてお話しようか」





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